このガイドでは、Docker を使用してスタンドアロン Snowflake プロキシを設定し、検閲下のユーザーが Tor ネットワークに接続できるようにする方法について説明します。
Snowflake プロキシのセットアップを簡単にする Docker イメージをご用意しています。
1. Docker のインストール
この手順は Debian ベースのシステム用ですが、サポートされている他のプラットフォームにつきましては、Docker instructions でご確認いただけます。
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
$ sudo apt install curl
$ curl -fsSL https://get.docker.com -o get-docker.sh
$ sudo sh get-docker.sh
2. Docker Compose ファイルのダウンロード
docker-compose.yml 構成ファイルをダウンロードします。
以下のコマンドでダウンロードできます。
$ wget -O docker-compose.yml https://gitlab.torproject.org/tpo/anti-censorship/pluggable-transports/snowflake/-/raw/main/docker-compose.yml?ref_type=heads
次に、以下のコマンドを実行してプロキシをデプロイします。
docker compose up -d snowflake-proxy
このコマンドは、Snowflake プロキシをデタッチモードで起動します。
次の出力が表示されます。
Creating snowflake-proxy ... done
これでプロキシが稼働しました！
3. Docker ログの確認
$ docker logs -f snowflake-proxy
4. Watchtower による自動更新
docker-compose.yml ファイルには watchtower コンテナーが含まれており、毎日自動的に Snowflake Docker コンテナーの更新を確認し、ダウンロードして実行するように設定されています。
これを使用する場合は、以下のコマンドを実行します。
$ docker compose up -d
これで、Snowflake プロキシは自動的に更新されます！
これを行わない場合は、定期的に最新のコンテナーを取得し、手動で再起動します。