このガイドは、最近のバージョンの OpenBSD オペレーティングシステムで機能するはずです。
パッケージの更新/アップグレードのみを対象としており、ベースシステムやカーネルには他のパッチを適用しません。
注意: このページに記載されているすべての手順は、あなたのサーバーが Tor リレーサービス専用であることを前提としています。
ここに書かれている自動ソフトウェア更新処理中にサービスが再起動されることにご注意ください。
1. 更新スクリプトの作成
OpenBSD は、タスクを毎日、毎週、または毎月実行する簡単な方法を提供します。
これにより、cron によって呼び出される独自のカスタムスクリプトを、 (ニーズや特定の選択に応じて) 3つの異なるローカルファイルに書くことができます。
/etc/daily.local
/etc/weekly.local
/etc/monthly.local
ここでは /etc/weekly.local を使用します。
#!/bin/sh
PATH="/bin:/usr/bin:/sbin:/usr/sbin:/usr/local/bin:/usr/local/sbin"
RAND=$(jot -r 1 900)
sleep ${RAND}
pkg_add -u -I && \
rcctl restart tor
このスケジュールでは、(タイムゾーンに応じて) 毎週土曜日の3時30分にスクリプトを実行します。
このスクリプトは、$RAND 変数に設定された値に応じてパッケージ更新処理自体を開始します。
また、0秒から900秒 (15分) の間でスリープするように設定されています。
2. cron の再起動
最後に、cron デーモンを再起動して、設定の変更を適用します。
# rcctl restart cron